鬱からの脱却
先日から不安定な日々が続いていたが、名越先生の本を参考にして実践し始めたことがある。
それは、小さなことをコツコツ実行するという、文にするとなんでもないこと。
- 作者: 名越康文
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2010/05/10
- メディア: 新書
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ご飯を食べるとき、腹八分目でやめておく。
スマホを見すぎずに止める。
決めた時間に字を書く。
なんだか子供の目標のよう。
大切にしているのは、自分が決めたことを一つずつ実行して、少しでもうまくできたら素直に認めること。上記の目標が達成できたら、「今ちゃんとご飯食べすぎずに止めることができたな」と、自分に言うこと。
いや。上記は少し格好付けている。
この「小さなことをコツコツ実行」の本領発揮は、もっと暗いところにある。
嫉妬心、羨望に数秒でも折り合いをつける。
自分の無能感を認めつつ思考をやめる。
内的な他者への攻撃思考をやめる。
自分の中の暗い部分を認めて、でもその思考をなだめる。治められたら「今3秒暗い思考を治めることができたな」と、自分に言う。この小さな積み上げが、後に自分を大きく治めることができると思う。