2016-01-01から1年間の記事一覧

書の理解の転換

第49回清華書道展に作品を出品した。今回は和漢朗詠集の臨書である。 季節が冬なので、冬の詩から引用した。 題材は風景を記したものをと思って、今回なるべくそういった詩を3つ選び、連記したものがこの作品である。 「寒流帯月澄如鏡 夕風和霜利似刀」 寒…

剣道がオリンピック競技になるのがどうしてダメなのか

覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪などで14年に懲役3年(執行猶予4年)の判決を受けた歌手・ASKA(58)が7日、ブログを更新。幼少期から青春時代を捧げた剣道を「オリンピック種目に」と訴えた。一方、全日本剣道連盟に“変化”を求め、提言も行…

ただ花弁が散ること

今年の書道展覧会は「落紅雨」と書いた。花弁が散るさまが、まるで雨のようだという意味である。出典は宋の詩人で黄公度の「雨後春遊」から、詩句「萬點桃花落紅雨」の一部を引用したものである。 元の詩句からだと花(紅)は桃の花のことだが、本作品を書いた…

鬱からの脱却

先日から不安定な日々が続いていたが、名越先生の本を参考にして実践し始めたことがある。 それは、小さなことをコツコツ実行するという、文にするとなんでもないこと。 心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 角川SSC新書作者: 名越康文出版社/メーカー: 角川…

鬱と健常の間

最近ちょっと鬱っぽい。今目の前にあることに集中できずに、他のネガティブなことを考えている時間が多い。ネガティブなことに感情が引っ張られている感じがずっと続いている。 今回が初めてではない。今までもそうしたことはあった。これが「鬱」の初期症状…

薄々気付いていたけれど改めて動揺していること

私は今、とても動揺している。 今回は自分のことをナイーブだったなって思う。でも、先日答えを聞いて「あっ!やっぱりそうだったんだ・・・」って気付いたので、それを記したいと思う。 気付いたことを先に書くと、私の同僚は橋下徹のマネをしていて、私は…

お金で人の行為をひっぱたく時代

ユダヤ人だというだけで、その人たちに投石をする少年たちがいました。彼らは毎日ユダヤ人のところに来ては石を投げつけ、迫害を続けていました。 ある日、一人の男がやってきて少年たちに言いました。 「君たち、毎日大変だね。今日も投石をしたから100ドル…