遅いオスプレイ報道の違和感

私が考えることなので、当然みんなそう感じているだろうと思うけど、備忘録として記しておく。


オスプレイのこと(遅)なんだけど、あの問題の取り上げ方なんかおかしくないか?
以下おかしいと思うこと。


1 日本国内基地の装備についてなぜ日本国内で解決できないのか
日本は米国の軍事的属国なので米国のいうことには逆らえないが、彼らが売りつけようとしている飛行機は、粗悪品なんじゃないの?という「賢い消費者」ぶった報道のみがされていて、なぜオスプレイ配備をサクッと「日本が」決定できないのかを報道はなぜ示さないのか。


2 アンタッチャブルなものをなぜ報道は「安全かそうでないか」で解決しようとするのか

オスプレイが「安全なのかそうでないのか」ということで配備を問うているところが気持ち悪い。この問い方で、相手を説得した気になった事例を、私達は最近経験していないか。安全な飛行機とは何か。


3 オスプレイは日本国内の在日米軍基地問題スケープゴート的な問立てではないか
国内報道に踊らされて、「オスプレイ配備反対」といっているが、それによって基地自体の存在を肯定してしまっていること。たとえ移設があのような形で進んでいるとしても、やはり在日米軍基地の存在自体を問うことを止めてはいけないのではないか。それを、オスプレイという品を買うか買わないかという問題にすり変わっている。そこを問題にしたら、最終的に軍事的属国である我が国は、ボッタクリ飛行機を買わされるに決まっているではないか。